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わき汗治療

わき(ワキ)汗・多汗症に困っていませんか?

汗ばむ季節になり、汗の量が多くて衣服に汗じみができる。あるいは、わきの汗がしみ出して洋服や制服がすぐに濡れる。1日に何回も着替えが必要になる。わき汗で人の目が気になるような悩みはありませんか。日本人の7人に1人は、汗が多いことが原因でなんらかの支障があることがわかっています。多汗症は本人が困っていれば診療の対象になる病気です。しかし、このことを知らずに治療を受けていない人がとても多いといわれています。

重症のわき汗が保険適用になりました

わき汗(多汗症)は、2010年に診断の基準や治療が示されたガイドラインが作成されて、治療が行われるようになっています。また、2012年11月には、重症のわきの多汗症(重度原発性腋窩多汗症)に対して、ボツリヌス療法が保険適用になりました。ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出したたんぱく質を精製し、薬にしたものをわきの下に注射する治療法。交感神経から汗腺へと伝わる刺激を遮断して発汗を抑えます。重症の場合は、ボツリヌス療法で9割以上が改善します。効果は平均すると約半年続くので、夏の前に年1回注射する患者さんが多いです。

重症のわきの多汗症(重度原発性腋窩多汗症)の診断について

以下の診断基準、重症度判定をチェックしてみてください。

診断基準、重症度が満たされているかを事前に確認されてください。

1. 原発性腋窩多汗症の診断基準

明らかな原因(他の病気や薬の使用)がないまま、ワキに多量の汗をかく症状が6ヶ月以上続いていることに加えて、

以下の6項目中2項目以上を満たす

〇 両方のワキに多量の汗をかき、左右の量は同じくらいである

〇 ワキに多量の汗をかくことにより、日常生活に支障がある

〇 週1回以上、ワキに多量の汗をかくことがある

〇 最初に症状がみられたのは25歳未満のときである

〇 家族・親戚のなかに、同じような症状のある人がいる

〇 睡眠時は、ワキに多量の汗をかくことはない

2. 原発性腋窩多汗症の重症度判定

〇1. 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない

〇2. 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある

〇3. 発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある

〇4. 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある

3および4は重症と判定される

ワキ汗に気になる方は、よしどめ内科・神経内科クリニックにご気軽にご相談ください。

治療の流れ

  • 事前に電話で相談・来院日の予約
  • 前日に、ワキの毛を剃ってください
  • 治療当日 ノースリーブの洋服で来院されてください。

 麻酔クリームで皮膚表面麻酔をいたします。片側のワキあたり15~20カ所にマークをつけて注射します。これまで治療の前例からみて、院長はかなり丁寧に注射をしますので、治療は片方10~15分程度です。治療後冷罨法をしますので、全体で約2時間の時間が必要です。

費用 保険適用の場合 ボトックス100単位  約26,000円

            保険適用が無い場合          100,000円

院長より

ワキ汗でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

連絡先

よしどめ内科・神経内科クリニック

870-0818

大分市新春日町1丁目1番29号 はたの薬局2F

電話 097―540-7171

 

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