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「押印」と「捺印」の違い!(半沢直樹でもでてきました)

[2020.12.28]

今年最後のブログになりました。

半沢直樹のドラマでも耳にしましたが、「押印」「捺印」の意味をご存知ですか。

わたしも最近まできちんと知らなかったのです。印鑑の廃止が言われていますが、全て印鑑を無くすことは現時点ではないかなと思います。印鑑を押すことは同じですが、両者の意味が違っています。

ワンポイントの知識としてお読みください。

「押印」と「捺印」の意味は「印鑑を押す」

「押印」(おういん)と「捺印」(なついん)はどちらもハンコを押すという行為を表す言葉です。実際に、この二つを使い分けられずに使われていることもよくあります。

しかし、厳密にいえば「押印」と「捺印」には違いがあります。

記名には「押印」/署名には「捺印」

「押印」はもともと「記名押印」というフレーズが、一方「捺印」は「署名捺印」というフレーズが省略されて使われるようになった言葉です。

そのため、「記名」に印鑑を押すときは「押印」を使い、「署名」のときには「捺印」が使われます

社印も使える「記名」と手書きの「署名」

「押印」と「捺印」を正しく使い分けるために、「記名」と「署名」の違いを整理しておきましょう。「記名」には「押印」、「署名」には「捺印」が使われますので、「記名」と「署名」の違いを知ることが大切です。

「記名」も「署名」も「名前を表記する」という意味では同じです。ただ表記する方法に違いがあります。

「記名」は、「印刷された名前」や「ゴム印や社印をつかって押された名前」です。「代筆」でも構いません。

一方「署名」とは、名前を表記する本人により手書きで書かれます。

「署名」は手書きの直筆のサイン、「記名」はそれ以外の名前の表記と整理すると覚えやすいでしょう。

ちなみにドラマ「半沢直樹」では、捺印が物語の中でされていました。

次回はサインについて書きたいと思います。

 

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