ジャスティン・ビーバーが顔面まひ
[2022.07.02]
歌手のジャスティン・ビーバーが、ラムゼイハント症候群により顔の半分が麻痺したのでコンサートツアーを中止したことを明らかにしました。ラムゼイハント症候群とは、水痘や帯状疱疹ウィルスが原因で発症する末梢性の顔面神経麻痺。耳や口の中に水疱ができたり、耳鳴り、難聴、めまいなどの症状を伴ったりすることです。頬部、下顎から肩に掛けて(三叉神経第3枝から第3頚髄神経領域)の帯状疱疹の場合、同側の顔面神経麻痺、味覚障害、内耳障害を伴います(ラムゼイ-ハント症候群)。(日本皮膚科学会)
以前ブログで顔面まひの方の治療をしたことを書きましたが、このウィルスを誰もが体内に持っていますので、少しでも症状が出現した時には、早急に受診されてください。