コロナにまつわるお話
久しぶりにブログを更新します。と言っていつもに比べてそう新しい情報があるわけではないのですが、ちょっと気になる話を聞きました。その話はこうです。当院も感染症・発熱の患者さんが受診されるといまだにコロナ対応に追われていますが、このコロナ禍も第4派の真っ最中で、ワクチンも徐々に進んではいますが、”まだ道遠し”の感があります。
ところで最近フェイクな話と疑われそうですがこんな話です。”今の新型コロナはもともと常在の風邪のウイルスで、多くの人は風邪症状のみで済んでしまい、一度引いても早々に症状は改善するのですが、ほんの一部の人に”コロナ後脳炎”が起こる可能性がもともとあった”というのです。コロナウイルスは新型コロナについては時々、全部ではありませんが神経系に侵入して嗅覚や味覚(これらは脳神経系ですが)の異常が起こることがあり、コロナ感染症にかかった人に後遺症で”鬱”のような症状が現れることも知られるようになりましたが、もともとのコロナについてもほんの一部にそういうことがあり、ずいぶんと後からコロナ感染後脳炎として発症するのかも”というのです。今までに知られているコロナでないウイルスの一部に感染後脳炎とかウイルス感染症にかかって数年後あるいはもっと遅くにパーキンソン病の症状が現れてくるということがあることはわかっています。この”もともとの旧型”コロナが同様に遅発性のパーキンソン症状を起こす可能性があり、それが現代のパーキンソン病ではないかという、それ自体は実証されたものではありませんが、全くあり得ない話ではないかも知れません。新型コロナは感染力が強いのでこんなに若い20代から30代の人に感染者が多いと、症状は無症状でもそれから暫くして数年から十数年後になって今感染した人たちのほんの一部でしょうが、パーキンソン病症状を呈する人が相当発生する可能性があるというのです。確実な話ではなく証拠もありませんが、また不安をあおるつもりでもないのですが、もしそうなるとやはり、新型コロナ感染には、若い人が自分は無症状で年寄りに移すということだけではなくコロナに罹患した若い人自体にも一部ではありますが後々に実質的な被害が現れる可能性があるかもしれません。それが本当ならコロナに直接感染するのはとにかく避けてワクチンで防御する必要性はさらに高まるかもしれません。