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尿漏れの自覚症状を点数化(治療が必要?)べオーバ錠の勉強会

[2024.04.17]

高齢過活動性膀胱患者への治療薬ベオーバ錠の勉強会をしました。

尿漏れは、歳だからしかたない(81.4%)、病気とは思わないとして、適切な治療を受けない人が多くいます。

男女比は同じくらいですが、男性は夜間に尿をする回数が多い、女性は腹圧をかけることによる尿失禁が多いのが特徴です。

頻尿によりフレイルになることも研究でしられていますので、自覚がある人はできるだけ早急に治療を受けられてください。

歳だからとしてあきらめないで、できるだけ高齢になっても長期に自分のQOL(生活の質)を高めるようにしましょう。

健康年齢を長く保つためにも必要と思います。

ご家族に高齢者がいらっしゃる場合は、一度お尋ねになってください。

*フレイル

 加齢や疾患によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰え、心身のストレスに脆弱になった状態のことです。

下記に自覚症状を尋ねています。合計点数で「症状の程度」が分かります。

軽度3~5点 中程度6~11点 重症12~15点

但し、質問3の赤印の頻度がある場合は、点数に関わらず過活動性膀胱ですので、すぐに治療を受けてください

自覚症状について    
質問 症状 頻度 点数
1 朝起きたときから寝る時までに、   何回くらいおしっこをしましたか 7回以下 0
8~14回 1
15回以上 2
2 夜寝てからあさおきるまでに何回くらいおしっこをするためにおきましたか 0回 0
1回 1
2回 2
3回以上 3
3 急におしっこがしたくなったり、我慢が難しいことがありましたか なし 0
週に1回よりすくない 1
週に1回以上 2
1日1回くらい 3
1日2~4回 4
1日5回以上 5
4 急におしっこがしたくなり、我慢できずにおしっこをもらすことがありましたか なし 0
週に1回よりすくない 1
週に1回以上 2
1日1回くらい 3
1日2~4回 4
1日5回以上 5
         合計     点

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